「私は認知症サポーターです。」カードの裏面には次の記載があります。
【認知症の人への対応の心得 3つの「ない」】
- 驚かせない
- 急がせない
- 自尊心を傷つけない
【具体的な対応の7つのポイント】
- まずは見守る
- 余裕をもって対応する
- 声をかけるときは一人で
- 後ろから声をかけない
- やさしい口調で
- おだやかに、はっきりした話し方で
- 手の言葉に耳を傾けて、ゆっくり対応する
これまでにも認知症の方々の高齢者施設入居に係るご相談を受けることがありましたが、契約が関係することから、ほとんどご家族の方とお話しをしています。
とは言え、認知症ご本人様と接する際に、具体的にどのような対応すればよいかを理解しておらず、知らず知らずのうちに避けていたのかも知れません。
今回の講師である広島市認知症アドバイザー白尾さん(あっとほーむ居宅介護支援事業所)から、本講座はまだまだ入り口レベルとのことですが、「突然、認知症になることはない」「認知症は病態であり、病名ではない」「認知症になったら普通の生活が送れないことではない」「自分事として考えよう」「認知症本人の”意見を聞いて欲しい”というメッセージ」「認知症基本法とは」などいろいろと大事なポイントを教えていただきました。
そして、認知症の方への心得に関しては、「認知症の方に限らず、日頃から誰に対しても心がけてやっていなければ、案外難しい」ということを実感しています。